イントロ
理論って難しいですよね!(圧
でも大丈夫。今回は音楽理論を理解するのにかなり役立ってくれる音楽理論本をご紹介いたします◎
- 勉強したいけどなかなか手が出ない
- 取っつきにくいわ~
- どうせわかんないんだろうな
こんな皆さん!諦める前にぜひこの記事を読み、お気に入りの1冊を見つけてみてください・・・!
皆さんの音楽ライフがさらに充実することを祈っています◎
もくじ
ネットで学べないの?
最近は音楽理論を扱った動画やネット記事も多く出回っていて、永遠に保存したいくらいわかりやすい解説もたくさんあります。良い時代だ。
ただ、同じくネットでさまざまな理論情報を探った身からすると、ネット情報って意外に、少ない。
同じような内容のものはたくさん出回っているものですが、少し踏み込んだ内容を深堀りしてみようと思うとなかなか見つからなかったり、説明がわかりづらかったり・・・。
情報を探し出すにも時間がかかりますし、その情報が本当に信用できるものかどうか、そうした精査にはさらに時間がかかります。
本であればかゆいところに手が届きますし、効率もいいですし、読者にとってわかりやすい解説を何人ものプロが携わって届けているので、よりスムーズに学習ができます。
何より、間違いがない。
もちろんネットの情報でも、中には気さくに深く理論を学べて情報も確か、そしてわかりやすい!というコンテンツもたくさんあります◎
もし尊敬する方がこうした解説などを乗せている場合はどんどん活用した方がよいですし、そうでなくても導入や基礎であれば、ネットの情報もとても役に立ってくれるはずです。
ご自分にあった学習法を探してみてくださいね!
どうやって本を選べばいいの?
同じ音楽理論解説本でも、それぞれかなり特色が違います。
でもこつさえつかめば、きっと自分のバイブルとなる一冊が見つかるはず。
1.初心者はとにかく読みやすいものを
残酷な真実ですが、音楽理論は複雑で、細かくて、難しいです。
それでもかなりわかりやすく、とっつきやすく解説してくれている本はたくさんあります。例えばマンガ形態であったり、
とにかくわかりやすさに重きを置いていたり。
どれだけやる気があり余っていても、最初はぜひ初心者入門用を選んでください・・・!
最初はなによりも、「やめない」ことが一番大きな目標です。
2.中級者はジャンル特化を
無事に基礎知識が備わったら、自分が突きつめたい分野を特に掘り下げた本を読んでみることをおすすめします。
作曲をしたい人はコード理論やメロディ理論、演奏に生かしたい人はアドリブ理論やスケール理論、クラシックをしっかり学びたいならしっかりした専門書を選ぶのがいいですね。DTM、ミキシング・・・種類はさまざまです。
音楽理論はただ知っていても意味がありません。この先はいかに知識を自分の興味に活かすか、それを意識するのが良いと思います。
ただ好きで勉強しはじめたよー、という人は、ポップス・ブルース・ロックにジャズクラシックなど、それぞれのジャンルでどんな風に理論が使われているかを学んでみるのがおすすめ💡。
3.表紙も大事
どんな内容の本がほしいかが決まったら、その後の絞り込みもしっかりと。
表紙の画を見て「なんとなく好きだな」と思える本は、内容も自分の性分にあっていることが多いです。感性を大切に。
4.合わない本は無理しない
どんなに精査して選んでも合わないことはもちろんあります。説明がわかりづらい、読み進める気にならない、文体がどうしても好きになれない・・・などなど。
そういう時は無理して読み進めず、潔く諦め、別の本を探しましょう!ダメな時はどう頑張ってもダメなものなのです。本を変えたらすんなりわかった、ということもよくあります。
変えてもやっぱよくわからないけど、こっちの本だとなんだかやる気になるんだよな、という場合もあるかもしれません。今後も難しい内容に挑戦する上で、この気持ちはとても、とても重要です。ぜひ大切にしてください。
個人的おすすめ理論本
ここからは私がとてもお世話になった愛読書たちをご紹介します!
入門に最高『たのしい作曲のしかた』
私が最初に音楽理論を教わった本です。この本でなければ、学習はとっとと諦めていたかもしれません。笑
理論はごく基本といった内容ですが、解説がわかりやすく、作者の織田先生の性格が表れているようなやわらかい文体がとても好きでした。
ちょっとくらい難しい内容でもこの本なら、と何度も読みこんだ思い出の1冊です。
音楽や作曲に関するちょっとしたコラムもあり、楽しみながら作曲や理論を学ぶことができます。
一生読みたいバイブル『これで征服!ロックギター音楽理論』
これは1冊目のあと、ギターのうまい知人に紹介してもらったもの。
めちゃくちゃ難しいです。笑 これ1冊でわかるというより、1冊を読むのにまず予習復習が必要で、それを繰り返していると読み終わるまでにかなり身につく、といった感じ。
でもとても詳しく解説してあるのでものすごく為になります。また、ギタリストの視点で書かれているので、実際のギター演奏に活かしやすくなっています。まさにギタリスト必携の1冊。
読み物にぴったり!『よくわかる音楽理論の教科書』
こちらは体系立てて理論のいろはがまとまっている、というより、読み物として合間に楽しむのにおすすめの1冊。
たいていの音楽理論本は譜面の読み方から始まりますが、こちらは「ドレミってそもそも誰が作ったの?」というところから始まります。「遠回りだなぁ」と感じる人もいるかも・・・笑
ただ、こうした知識もいずれ理論の学習を進めれば必ず出てきますし、より難しい内容を理解するのには歴史や背景の理解がとても役に立ちます。ですので、基礎理論は別の本で進めつつ、こちらも読み物として楽しむ・・・というのが個人的にはおすすめです!
自分にあったものが正義
本の選び方にせよ、学習の学び方にせよ、最終的には「自分に合っていて、より深くわかりやすく、できれば楽しく学び、身に着けられる」方法が絶対正義です!
ただでさえ難しい音楽理論ですから、「こうあらねば」ではなく、自分の興味関心、活かしたいこと、学びたいことを大切に、時には直感や感性をフルに活用して、最高の方法を見つけてみてください。
アウトロ
いかがでしたでしょうか!
実は私は最初、音楽理論アレルギーでした。笑
そんな私でも、今は理論の学習が楽しくてしかたがありません!それは、いままで出会った音楽理論本たちのおかげであり、そして音楽への飽くなき興味関心からくるものなのだと思います。
皆さんもなるべく楽しく、音楽理論を学ぶことができますように。そして何より、皆さんの音楽ライフがますます充実したものとなりますように!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
また次の素晴らしい音楽でお会いしましょう◎
Have a nice music!
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