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アンテナを張ってる誰かさんの音楽ノート

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ヒップホップって文学だ。"Young Metro"Future, Metro Boomin & The Weeknd

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今日の1曲:
"Young Metro"

最近またちょっとヒップホップが気になっているので、最近流行っているらしいアルバム『We Don't Trust You』を聞いてみることに。

映画:スパイダーマンのプロデュースも手掛けたという音楽プロデューサーのメトロ・ブーミンとラッパーのフューチャー、そして名立たるUSミュージシャンたちが携わった作品のようです。

"Young Metro"はそのアルバムの2曲目に収録されています。

 

言葉のリズムを体感せよ

同じビート上にあっても、言葉のアクセントやそれぞれの長さによってリズムが変わってくるのがおもしろいです。

歌でなく、ピッチ(音の高さ)に変化のないラップという形だからこそ、この言葉のリズム感が明確になるんですね。

 

ヒップホップは短歌?

歌詞を追ってみても、韻を踏んでいるのはもちろん、アクセントが同じようなところにある単語を選んでもいるんですよね。それでいて歌詞として成立し、このダウナーな世界観にマッチするようになっている。

 

似たようなものをどこかで見た気が・・・と思い当たったのですが、これ短歌に似てない?

もちろん雰囲気はずいぶん違いますが、縛りのあるルールの中で言葉遊びをしながら何かを表現する、と考えれば、両者がまったく別物ということでもない気がします。

 

ヒップホップって、大衆音楽でありながら、大衆文学でもあるのかもしれない。