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アンテナを張ってる誰かさんの音楽ノート

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あなたもきっとブルースを好きになる。最高の名曲10曲をご紹介!

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イントロ

以前、ブルースについて掘り下げた記事を書きました。

whiskersnote.com

なんとなくわかった気でいましたが、

しかしもっと!もっと!!

その魅力を理解したい!!!

と、思ったのでめちゃくちゃ聞きました

 

今回はその中から選りすぐった名曲たちと、

私なりに思ったブルースの良さをご紹介します◎

 

 

ブルースとは?

ブルースとは、アメリカ南部で黒人たちによって生み出された音楽ジャンルです。

  • アンニュイなコード
  • 「シャッフル」というリズム
  • あらゆる音楽ジャンルの祖

などなど独特の要素を持っています。

 

もっと知りたいみなさんには、

前回の記事がおすすめです◎

whiskersnote.com

さらにくわしいお話はこちらからどうぞ!

whiskersnote.com

 

聞いて気付いたブルースのヤバさ

1.悲しみも喜びもシブイ!

「ブルース」はもともと悲哀を奏でた音楽・・・と思い込んでいましたが、明るい曲調のブルース楽曲はダンスのBGMとしても使われていたそう。

このあたり、ロックばかりかロックンロールの、もっと言えばヒップホップの要素さえ感じます・・・!

 

そんなわけで悲しいばかりでなく、喜怒哀楽さまざまな感情を持ったブルースがあるわけですが、そのどれもがシブイ!

サウンドといい歌い方といい、質の良い煙のにおいがしそうな、酒場が似合いそうな、大人のカッコ良さなのです。

 

悲しみを悲しみと呼ばず、表現からにじみ出たもので感じさせるような。

それがかえって魅力となり、聞いたものをグッと惹き込みます。

 

2.ギターテクがエグイ!

ぜひ映像でも楽しんでもらいたいのがブルースです!

 

ロバート・ジョンソンのアコギのテクニックは
つい何度も10秒戻しをしてしまいますし、

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B. B. Kingの美しい指使いといったら・・・!

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クラプトンやジミヘンといったギターのレジェンドたちも、もとはブルースのファンでした。そのことがうなずけるような素晴らしいテクニックが、ブルースにはつまっているのです。

 

3.入り混じった要素が楽しい!

冒頭にも書いたように、ブルースはロック・ジャズ・R&Bなど、さまざまなポピュラーミュージックに多大な影響を与えたジャンルです。

 

ですので一口にブルースと言っても、楽曲によって「おっ、これはジャズっぽいな」とか「これはかなりロック!」などたくさんの種類がありますし、一つのジャンルの中にあらゆる音楽の要素を感じることができます

 

これが聞きごたえがあっておもしろい。

聞けば聞くほど新しい発見のあるジャンルでもあります!

 

おすすめ10曲!

ここからは私が選んだおすすめ10曲をご紹介!

代表とも呼べる5曲

1.Cross Road Blues(Robert Johnson)

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悪魔にギターを教わったという逸話の残っているロバート・ジョンソン

このクロスロードのモデルとなっているクラークスデイルは、音楽愛好家たちにとっての聖地となっています。

 

曲だけだと手元でどんなことが行われているか想像しにくいのですが、

www.youtube.com

立山青さんのこの動画を見るとすごさがわかります。

スライドが最強にカッコイイです・・・。

ちなみに指に通しているあの銀色の道具は「スライドバー」というらしいです。ほしくなった。

 

 

2.The Thrill Is Gone(B. B. King)

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ザ・泣きのギターみたいなフレーズがつめこまれています!

もう哀愁がスゴイ。ここまでくるとズルイですね。反則です。

 

3.Smokestack Lightning(Howlin' Wolf)

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ブルースでありながら、なにかジャズのような軽やかさ・スマートさも感じる1曲!

スネアの乾いた音がそう思わせるのでしょうか?

 

4.Mannish Boy(Muddy Waters)

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Muddy Watersのこの歌声、本当に痺れます・・・!!!

追いかけてくるギターも、リズムも、次のフレーズまでの間もぜんぶたまらん!

いつもよりちょっぴり大きな音で、迫力を楽しみたい1曲。

 

5.Call It Stormy Monday(T-Bone Walker)

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打って変わってこちらはムーディーなナンバー。

ムーディーなんですが、ギターのサウンドの歯切れ良さ、心地よさも際立っています。

ギターフレーズに色気さえ感じますね・・・。

 

個人的に好きな5(?)曲

1.Hide Away(Freddie King)

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フレディ・キング大好きなんですが、ギターの腕はもちろん、熱の入った曲と、何よりこの演奏中の楽しそうな表情が最高なんですよね・・・。

ブルースミュージシャンってみんな楽しそうですよね!

音楽を楽しむのが上手なのかな。

 

2.Wang Dang Doodle(Koko Taylor)

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もう最高にソウルフル!強い女性ボーカルってカッコイイですよね・・・。

ブルースはロックとかけあわさった曲が多い印象でしたが、ソウルの色を感じる曲もたくさんありました。

 

3.Big Chief(Proffesor Longhair)

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こんなにラテンなブルースもあるんだ!と驚かせてくれるのがこの曲。

確かにコード進行はブルース。それにしても陽気で楽しいブルースです。笑

 

4.I'll Play the Blues for You(Albert King)

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渋さで聞かせてくれるのがアルバート・キング

B. B. King、フレディ・キングとあわせて、ブルース三大キングのうちの1人です。

 

5.Whiskey, Beer & Wine(BUDDY GUY)

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骨太!

この力強いサウンドを聞いていると、ギターの名手たちはこういう曲を聞いて弾いて育ったのかも・・・と想像してしまいます。

1音目の響きからすでにビリビリ来る曲です。

 

6.Ocean of Tears(Big Maybelle)

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曲数が半端なのですが、どうしても最後に1曲・・・

 

”涙の海”というタイトルに似つかわしくない凄みが最高です。

ブルースは「ブルース」といいながら、悲しみを悲しみだけにとどまらせないところも好きなんですよね・・・。

この曲のように怒りのようなものまでも感じる楽曲もありますし、純粋に悲しみを歌っていたとしても、その表現力で、聞いている者の心に感動を呼び起こします。

 

アウトロ

いかがでしたでしょうか!

 

ブルースというジャンルには、音楽の要素の面でも、表現力の面でも、そして感情の面でも、底知れない奥深さがあるということがわかりました。

でもそれも、まだ「深さがある」とわかっただけのこと。

これからもいろんなブルース楽曲を聞いてどんどんその深みを味わいたいと思います!

 

読んでくださった皆さまにも、その面白みが少しでも伝わっていたらうれしいです。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

また次の素晴らしい音楽でお会いしましょう。

Have a nice mucis!

 

 

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