イントロ
レコードの温かい音質・・・。
音楽好きなら一度は体感してみたいもの。
永遠の憧れ―――。
その憧れ、すぐ叶います!
今日は1万円代で買えてすぐ聞ける、
初心者さんにおすすめのレコードプレーヤー
AT-LP60Xのレビューをお届けします!
買う前に思ってたこと
レコードにはずっと憧れがあり、いつか家で聞くことができたらな・・・なんて夢見てはいたのですが、
- 10万くらいしそう
- 聞き方よくわからん
- お手入れめんどくさそう
といった理由から夢のままにしていました。
特に1番上の理由がデカかった。
同じ気持ちの方も多いかと思います。
これらをクリアしてくれれば・・・と思っていた矢先、お友達にこのプレーヤーの存在を教えてもらったのです。
AT-LP60Xとは?
概要
オーディオ機器で有名なオーディオテクニカ社が販売しているレコードプレーヤーです。
- スピーカーとこれだけで聞ける
- スタートボタンを押すだけで再生
- クリアな音質
などを売りにしています。
以下で詳しく説明していきます。
✔1万円代!?
買った時は1万5千円程度でした。安・・・。
10万円、そこまでいかないまでも3、4万はするであろうと思っていた私にとってこれは衝撃でした。新品やで・・・。
これで全く知らないメーカーであったらさすがに買うのを迷いますが、メーカーは天下のオーディオテクニカでした。
✔信頼のオーディオテクニカ
スピーカーやイヤホン・ヘッドホンなど、数々の名オーディオ機器で有名なオーディオテクニカ。
学生の頃に購入したオーディオテクニカのイヤホンの重低音に感動してからというもの、私の中でオーディオテクニカはGOD。
オーディオ機器を選ぶ時にはまっさきにチェックしたいメーカーです。
不安を覚えるレベルの安さでも、オーディオテクニカ製と聞き安心できました。
✔スイッチ1つで聞ける
これまでまったくふれたことのない私にとって、レコードは未知そのもの。
聞き方はもちろんのこと、扱い方さえわかりませんでした。
そんな中、このAT-LP60Xは初心者に優しく、スイッチ1つで再生可能とのこと。
ただ、憧れの針を自分で落とすやつができないのはちょっぴり残念でした。
が、これも届いてから解決します。
✔必要なのはスピーカーのみ
本来レコードを聞くには、レコードプレーヤーの他にフォノイコライザーアンプという機器が必要です。
がしかし!
AT-LP60Xはそれを搭載しているため、自宅にLINE入力のできるスピーカーやアンプさえあれば、フォノイコライザーがなくてもレコードを楽しめるのです。
ちなみに私はそれを届いてから知りました。
本当にただスピーカーに繋ぐだけだったから、その便利さにも気付いてなかった。
補足:フォノイコライザー?
レコードに音を記録する際、どうしても低音を小さく、高音を大きく録音する必要があります。それを本来の音に戻すのがフォノイコライザーです。
このフォノイコライザーを搭載していないミニコンポや小型アンプだと、やけに小さな、変なバランスで聞こえてしまうのです。
もちろんフォノイコライザーを搭載したスピーカーやアンプもあるので、他のレコードプレーヤーを買う際はお持ちのスピーカーをチェックしてみてください。
✔きれいな音質
さすがオーディオテクニカ製とあって、音質はきれいです。
すべてのパートがクリアに聞こえます。
ただ他のプレーヤーと比べたことはないですし、もっと高いレコードプレーヤーならさらに良い音を鳴らしてくれるのかもしれません。
でも、AT-LP60Xでも温かい音、迫力、プツプツ音とすべて楽しむことができ、十分満足です。
バイオリンの線の細い高音も、キックの胸にくる感じも、しっかり再現してくれます。
✔かわいすぎる赤
購入の決め手となったのがこの色。
めっちゃかわいい。
こういったオーディオって黒が多い印象があり、他のプレーヤーを見た中でもこんな可愛らしい色のものは見つけられませんでした。
オーディオ群の中で目立つ落ち着いた赤。
かなり映えます。
届いてみて
これがレコードの音・・・!
流れてきた音の温かさに感動。
あとジョン・デンバーね。
アコースティックなサウンドが得意なよう。
ジャズのウッドベースの音も心地よい低音でした。
プツプツ・・・という特有のノイズ音は意外にせず、そこだけちょっと残念に思っていましたが、ある日もらったLPを再生したら急に大量のプツプツ音が。
ホコリがたまっているとプツプツ言うようです。
本当にこういう音がするんだな・・・とうれしく思いましたが、お手入れをきちんとしてあげようと心に決めました。笑
操作が簡単&憧れの針落とし
スピーカーに繋げば、あとは本当に再生ボタンを押すのみ。
レコードをのせ、STARTを押せば再生されます。
自動で針を乗せてくれるのです。便利。
ちなみに針を手動で乗せることもできます。
左のボタンで針を上げ、レコードの上へ寄せ、またボタンで下げればOKです。
便利でありながら、『針をレコードへ乗せてみたい欲』も満たせるのです。
インテリアとしても優秀
やはり赤いプレーヤーはかわいかった。
インテリアとしても優秀で、すごく様になります。
蓋を開けておくのもイイのだ・・・。
お手入れグッズがあると◎
唯一困ったのはお手入れグッズが無いこと。
外側のホコリは乾いた布でとればいいのですが、レコード自体についたホコリ、針にたまってしまうホコリには専用のグッズが必要です。
まとまったお手入れセットが便利ですよ。
特に針はとても小さく、かつ欠かせない部品ですので、長く使うためにもこまめにお手入れしてあげてください。
レコード自体をきれいにしておくことも大切です。
開封から1年半が経ち・・・
気が向いた時・ゆったりしたい時に使う・・・という頻度で1年半共に過ごしましたが、届いた時と変わりなく使えています。
使いやすいですし、音もデザインも大好きなので、壊れるまではこの子を使い続けたいと思います◎
レコードプレーヤーのある生活
HARD ●FFが楽しすぎる
一番大きく変わったのがこれ。
リサイクルショップでレコードを漁るのが最高。
中古品だと掘り出し物があり、欲しかったLPが500円で売ってる!ということもしばしば。
HARD ●FFとdisk uni●nの看板にこんなに心躍る日が来るとは思っていませんでした。
人生の楽しみが増えたようでうれしい。
休憩が優雅!
「ちょっと休憩するか・・・」
とレコードプレーヤを再生する瞬間の優雅さ。
コーヒーを飲みながら、本を読みながらレコードを聞く・・・というシチュエーションも大好きで、私はよく休日の空いた時間に、ゆったりとした時間を楽しんでいます。
休憩・休日がグッと豊かに思えますよ。
広がるともだちの輪
これはまったく意図していなかったのですが、レコードを聞き始めたことで、レコード仲間ができました。
聞いてみて良かった音楽を話すのがとても楽しく、また、ありがたいことに聞かなくなったレコードをいただくこともあります。めちゃくちゃありがとう。
レコードの音質だとより楽しめる音楽、というものを人と共有できるのはとても楽しいものです。
また、レコードを聞いている人がそんなに多くないというのも、なんだかヒミツを共有しているようで楽しいポイントです。
まとめ
レコードプレーヤーAT-LP60Xは
- 買ってすぐ聞ける
- 安い!
- 心地よい音質
- 赤がかわいい
(黒もメタルもあるよ) - お手入れグッズは一緒に買おう
というわけで、初心者さんにおすすめ。
とにかくレコード聞いてみたい!という方なら買いです。
ぜひAT-LP60Xとともに、楽しいレコードライフを始めてみてください!
アウトロ
私自身がAT-LP60Xに、そして今のレコードライフにとても満足しているので、レコードに憧れている人にはぜひ検討してみてほしいな・・・という気持ちです◎
ちなみに今はポーギー&ベスのサントラのレコードを狙っています。
今年中には手に入れたいな~!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
また次の素晴らしい音楽でお会いしましょう。
Have a nice music!