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アンテナを張ってる誰かさんの音楽ノート

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真冬のひまわりがまぶしい。「青さ」小谷美紗子【今日の1曲】

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今日の空は青々と晴れ渡っています。

早く風もやんで、穏やかで暖かい春の日が来てほしい・・・。

 

さて今日ご紹介するのは、小谷美紗子さんの「青さ」です。

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ピアノバンドのサウンドがシンプルながら美しい。

ほんとうに良いものってシンプルですよね。飾る必要がないんだろうなあ。

小谷さんの訴えかけるような歌も大好きです。

 

小谷美紗子さんの曲は歌詞が鋭いものが多く、生きていくうちに身に着けてしまったこずるさや諦めを見透かされるような、ドキッとさせられるようなものも。

そんな中でこの「青さ」は、とにかく温かく、そして澄んだ清らかさを持っています。

 

泣いてしまうよ 泣いてしまうよ
手のひらに消えた 悲しみの牡丹雪
泣いてしまうよ 解けてしまうよ
君は奇跡そのもの 真冬のひまわり
引用元:小谷美紗子「青さ」

このサビの一節ひとつ抜き取っても、すごく情景が浮かぶんですよね。

人の温かさにふれて流れた熱い涙が雪をとかす。

結晶がひとつひとつ離れてとけていくさまを表すかのような「解ける」という言葉も美しいです。

でも極めつけはやはり最後。「奇跡そのもの」という言い切りもすごいし、「真冬のひまわり」という例えも良すぎる。

雪の中、季節違いでも凛と咲き誇るひまわり・・・。若さを意味する「青さ」もあるかもしれませんが、純粋で、堂々と胸を張っているような、そんな力強さも感じます。

 

冬は寒いなぁ、仕事は疲れたなぁ、他人って冷たいよなぁ・・・。と思わず下を向いてしまう日に、ぜひ聞いていただきたい1曲です。

 

さて、金曜日!今日を過ぎれば楽しい週末がやってきます。

がんばりすぎず、適度に適当にやり切りましょう。笑

 

それでは、また明日!

Have a nice music!