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【解釈は】スピッツ「ミーコとギター」の歌詞の意味を考察!【いつも自由】

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こんにちは!any.E7thの真横です。

 

以前のスピッツ厳選曲記事にて

「ミーコとギター」の歌詞については、別記事をまるまるひとつ使って考えてみることにします!お楽しみに!

whiskersnote.hateblo.jp

こんなことを言っていたのをようやく思い出したので、今回は考察してみることにしてみました◎

 

この記事はスピッツ好きな人はもちろん、

 

✅歌詞の意味ってどうやって考察するの?

スピッツって「チェリー」以外どんな曲があるの?

 

こんな方々にもぜひ読んで頂きたい内容となっています!

また、この曲を聞いた方独自の解釈や、筆者の解釈に対するご意見ご感想など、ぜひコメントにてお寄せくださいね◎

 

それでは、いってみましょう!

 

 

~もくじ~

 

 

 

1.そもそも「ミーコとギター」とは

スピッツのアルバム・『名前をつけてやる』に収録された楽曲です。

 歌詞を知らない方はこちらからどうぞ。

スピッツ ミーコとギター 歌詞 - 歌ネット

曲調としては非常にロックでアップテンポ。

三輪さんのギターが唸ります。歪みたっぷり。

間奏のソロのアガる感じもカッコイイ1曲です。

三輪さんのギターってもちろん主張もあるのですが、一方で曲を引き立たせるという役割をしっかり感じているような冷静さも好きです。あくまでも曲主体な感じ。

 

 

2.不思議ポイントおさらい

で、その「ミーコとギター」をなぜ歌詞解説するかという話なんですが、とにかくこの曲、歌詞が難解。

 

・ミーコの彼はミーコの彼じゃない(?)

1番Aメロからさっそくわかりません。

数式におこしたら数学者がキレ倒しそう

 

・シンガー、ミーコ

ぎこちなくギターを弾き、恋の歌を歌うミーコ。

ミーコはシンガーさんだった・・・?

でもそれなのにギターがぎこちないっていうのは違和感がありますよね。

 

・突然のパパ

まだ「ミーコの彼」問題が解決していないにもかかわらず、Cメロでパパ登場

 

と、短い曲・歌詞でありながら全体的に謎過ぎる歌詞となっています。

 

 

3.セクシー説

こちらのブログでは、この歌詞は性行為の暗喩ではないか?という説が。

itukamitaniji.hatenablog.com

こちらはかなり有名な説なんだそう。

草野さんが作曲をされる時のテーマは「セックスと死」、という話がありますから、あながち間違いでもないかもしれない有力な説です。

 

記事を拝読し、かなり納得した部分もあったのですが、正直、ちょっと無理があるんじゃないかな・・・と思った節もあり。

 

また、個人的にどうしても気になる箇所があったので、以下の独自考察にてそちらを解説してみました。

 

 

4.イマジナリー説

私がこの歌詞で最も気になった箇所。それはここ。

 

「大きな”パパとミーコ”のようなギターと

今日もうたうよ裸の世界を」

引用元:スピッツ ミーコとギター 歌詞 - 歌ネット

 

”パパとミーコ”」。なぜ「””」で区切られているのか。

何かしら特別な意味合いがなければ””の記号によって強調されることはありません。

そして””などで他のワードと区別される場合。それは引用。

 

そこで私は、”パパとミーコ”は何かの作品のタイトルなのでは?と推測しました。

 

”パパとミーコ”という作品(曲か、絵本か、映画か漫画か・・・。)のヒロイン・ミーコが好きすぎる主人公は、自分の想像上のミーコ=イマジナリー・ミーコと交流するようになってしまう。

 

ミーコにいつも寄り添っている彼、つまり男の人というのは”パパ”なので、ミーコに寄り添う「彼」ではあるけれど、「彼氏」ではない。

が、イマジナリーの存在であるため、自分以外の誰ももちろん、ミーコの彼のことなんて知ったこっちゃない。

 

ミーコが大好きなのでいつかはミーコと結ばれたかった、ミーコとハッピーエンドを迎えるという憧れを叶えたかったが、ミーコはイマジナリーだし、”パパとミーコ”という作品はパパとミーコとの世界でしっかり完結してしまっているため、その願いが絶対に叶わない。

 

手垢まみれのギターは自分のもので、「自分の愛するギターを、愛するミーコが弾いてみてくれる」という想像なので、ミーコのギターはぎこちない。

また、「今日もうたう」「裸の世界」というのは、飾らないありのままの姿をさらすことのできる世界、という意味で、想像の中のミーコにだけ見せることのできる本当の自分・・・。

 

みたいなことかと。

 

 

(すごい妄想)

 

 

かなり突飛な説ではあるのですが笑、いずれにせよ、絶対に絶対に自分のものになってくれない大好きな人、それを追いかける自分の情けなさや滑稽さを、ユーモアたっぷりにえがいた曲なのかな・・・と感じました。

 

 

5.まとめ

正直、答えはわかりません。

恐らくですが、草野さんが正解を発表することは一生ないと思います。

し、もしなんらかの解説を発表されたとしても、正確には、それは「正解」ではないと思うのです。

 

というのも、解釈は自由ですから。

 

聞いた人の数だけ解釈はあり、その一つ一つすべてが尊重されてよいと思います。

その曲を聞いた時の自分の感性・・・そして何より感動を大切にすること。

自分なりの思い入れや愛着を曲に見出すこと。

そうやって音楽を楽しむことだけが、揺るがぬ「正解」なのではないでしょうか。

 

 

ですので、みなさんがこの記事を

 

「そういう考え方もあるのね~」

「じゃあ、こういう風に想像してもいいかも!」

「ってことは、こっちの曲にもさらに深い意味があったりして?!」

 

と、さらに音楽を楽しむきっかけにしてくださったらうれしいです!

 

 

また面白い歌詞の曲を見つけたら、このブログで考察してみようと思います◎

 

みなさんもどんどん考察して、楽曲の奥深さをめいっぱい味わってくださいね!

 

それでは、また!

 

 

 

any.E7th 真横

 

 

 

 

 

 

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