『空の飛び方 30th Anniversary Edition』が届きました!
これは『空の飛び方』リリース1994年から30年の記念に発売されたもの。
オリジナルの11曲に加えて最近のライブバージョンも収録されているお得版。
(詳しくはこちらを)
私はLP盤を買いました◎
聞いてみた感想など書いていきます!
スケルトン!!!
盤が透けてる!!!
クリアブルー!!!!
レコード歴がそれほど深くも長くもないので初めて知ったのですが、こんなステキな盤もあるんですね?!
溝があれば再生できるってことなのか・・・。
聞く前からテンション爆上がり。
サブスクやデータと違い、物にはこういう良さがありますね。
ちなみにジャケットはこんな感じ。
スピッツあるあるのジャケットの透明感のあるお姉さんも、LP盤のジャケだとさらにきれいに見えます。
この方がどなたかなんて調べたら秒で出てくるのでしょうが、あえて調べません。正体のわからないまま、透明感のあるお姉さんのままでいてくれ。
音の粒立ちよ
肝心の音のレビューにいきます。
私は「空も飛べるはず」がレコード特有の温かみのある音で再生されることを期待してLP盤を購入したのですが、それより驚いたのは音の粒立ち。
すべての音がハッキリ聞こえる!
あらゆるプレーヤーから再生される音がこれであるなら、耳コピに困ることなんてなくなるんじゃないか?というレベル。
ちょうどいま「ベビーフェイス」を聞いているのですが、温かみどうこうというより、こういうクランチっぽい音の方が良く聞こえる・・・。
空間。
あとムチャクチャ驚いたのが、音と音との間に空間を感じるのです。ぎゅうぎゅうじゃない、というか。
すべての音がのびのびと鳴っている感じがして、もう何度聞いたかわからない「空も飛べるはず」でさえ、知らない人の顔をしていました。笑 新鮮!
空間があることが「全部の音がはっきり聞こえる」の理由にもなっているのでしょうね。
アルバム全体の爽やかさにも、この響きの良さがマッチしている。
「あじさい通り」だったら少し話が違ったかもしれません笑
知り尽くしたと思っていた曲でも、音によってまったく違う顔を見せてくれるのですね・・・。
ライブバージョン
ライブバージョン・・・オリジナルと全然違う・・・!!!
足されている音もあるし、あと歌い方で全然違う曲に聞こえてくるなあ・・・!
ライブバージョンって面白いですよね。アーティストがその曲のどこに重きを置いているのかがはっきりわかります。
ライブの「青い車」は近年のものということもあって、どこか大人の余裕や遊びも感じます。クジさん(たぶん)のシンセが入るとまた爽やかだなあ・・・。
ライブ版「サンシャイン」はBメロギターのブラッシングの心地よさが好きです。
「不死身のヴィーナス」はなんだろう・・・楽しそう。笑
「青い車」と「サンシャイン」はライブ版という良さもあるよね、という感じですが、ライブ版「不死身のヴィーナス」のこの楽しそうさは、ちょっと音源版では勝てないですね。
あと演出・・・演出がズルイよ・・・。エンリピ決定です。
CDも良かったな・・・
この記事を書くにあたって改めて公式サイトをチェックしてみたのですが、よく見たら「CDにはBlu-rayとブックレットもつきます」とありました。
え・・・CDもアリだったか・・・?
あとこの機会に思い切ってカセットテープのプレーヤーを買って、初テープ購入に踏み切るのも良かったか・・・。
いや、でもこの粒立ちにはやっぱり敵わないかな!あとクリアブルー!
と、このように人によってどのバージョンがフィットするかの基準は全く異なってくるので、みなさんがご購入の際にはくれぐれもよく吟味してください。
まとめ
スピッツファンは買って後悔ナシ!!!
『空の飛び方』自体、一生聞ける名盤だと改めて感じました。
世の中何が起こるかわかりません。
サブスクがいつ終了するともわからないので、本当に好きな音源はぜひお手元に置いておくのがおすすめです。
私はやっぱり「サンシャイン」が一番好きかな・・・。「不死身のヴィーナス」にも今回やられたので、クリアブルーが擦り切れるまで聞こうと思います!
お読みいただき、ありがとうございました!
次の素晴らしい音楽でお会いしましょう。
Have a nice music!