こんにちは!any.E7thの真横です。
先日ついに!ついに!!
”NEW MIKKE”THE MOVIEを見ました!!!(ワーイ)
感動冷めやらぬうちに、感想を書いていきたいと思います◎
この記事は
✅同じく”NEW MIKKE”を見た方
✅スピッツファンの方
✅これから見るけどひとまず内容を知りたい方
そんなみなさんにぜひ読んで頂きたい内容となっています!
⚠「THE MOVIE?!聞いてないんですけど!ネタバレやめて!」
そんなアナタは間髪入れずにもくじ1をご覧ください。
それでは見ていきましょう!
もくじ
1.”NEW MIKKE”THE MOVIEとは?
2019年10月9日にアルバム『見っけ』をリリースしたスピッツ。
リリースを記念して、2019年11月~2020年7月にかけて『SPITZ JAMBOREE TUOR 2019-2020 ”MIKKE”』が敢行されました。
が!
2020年年明けから新型コロナウイルスが猛威を振るいました。
結果、2020年3月以降の公演は中止。
この振替公演が『SPITZ JAMBOREE TUOR 2021 ”NEW MIKKE”』。
2021年6月~9月の間、前回回れなかった都市をなるべく回れるように、という意図のもと、装いを新たに行われました。
しかしブッキングや採算の観点から、予定していたすべての都市を回ることはできなかったそう。
また、感染拡大を懸念し、足を運ぶことができなかったファン達もいました。
そういった点をカバーすべく決定されたのが、この『”NEW MIKKE” THE MOVIE』の上映、というわけです。
”NEW MIKKE”ツアーの2日目、2021年6月19日に横浜ぴあアリーナMMで行われたライブ映像を視聴することができる、というものです。
追記:現在は公開終了しています。
2.セトリ
セトリと、それぞれの曲の感想を一言ずつ載せていきます◎
OP(本編待機中)「紫の夜を越えて」
- 「見っけ」(『見っけ』)
- 「はぐれ狼」(『見っけ』)
- 「エスカルゴ」(『三日月ロック』)
- 「けもの道」(『三日月ロック』)
- 「稲穂」(『色色衣』)
MC① - 「遥か」(『三日月ロック』)
- 「快速」(『見っけ』)
- 「放浪カモメはどこまでも」(『ハヤブサ』)
- 「ワタリ」(『スーベニア』)
- 「ラジオデイズ」(『見っけ』)
MC② - 「優しいあの子」(『見っけ』)
- 「ヒビスクス」(『醒めない』)
- 「水色の街」(『三日月ロック』)
- 「まがった僕のしっぽ」(『見っけ』)
MC③ - 「青い車」(『空の飛び方』)
- 「YM71D」(『見っけ』)
- 「ロビンソン」(『ハチミツ』)
- 「ありがとさん」(『見っけ』)
- 「楓」(『フェイクファー』)
MC④ - 「渚」(『インディゴ地平線』)
※キー下げ
MC⑤(メンバー紹介) - 「8823」(『ハヤブサ』)
- 「俺のすべて」(『花鳥風月』)
- 「紫の夜を越えて」
encore
- 「群青」(『さざなみCD』)
- 「うめぼし」(『スピッツ』)
- 「ヤマブキ」(『見っけ』)
- 「初夏の日」(『見っけ』)
ED(エンドロール)「初夏の日」(『見っけ』)
本当は1曲1曲感想書きたいんですが、長くなってしまうので、まとめてもくじ4でお話します・・・!
3.MC感想
MC①
「今日の出会いに感謝をしたいと思います」と草野さん。
会場の座席それぞれに「左の方のみなさん元気ですかー!」と呼びかけ、声を出せないファン達は、拍手でそれに応えます。
「自分がどこにいるのかイマイチはっきりしない皆さん、元気ですかー!」
ありますよね、そういう座席・・・笑
僕もずっとどこにいるのかイマイチはっきりしないまま生きてきたので・・・と会場を和やかにしたのち、「楽しい夜にしますんで」と頼もしい一言。
MC②
「お陰様でまたツアーを始めることが出来まして・・・」
「メンバーもスタッフも元気です。」
ツアーが再開し、ファンと無事元気に再会できたことを喜ぶ草野さん。
話はデビュー30周年イヤーということもあり出演したMステでの話題に。
この頃はダンスを披露するアーティストが増えているよね、と話し、
草「うちら踊んなくて良いのかな?って思うよね」
三「スピッツにダンスは求められてないから!」
草「秦(基博)くんが踊ったら踊ろうかな」
秦基博さんも「スミレ」とかで出演なさってた時はダンサーさんをつけてたと思いますが・・・笑
MC③
草「昨日(※ツアー初日)は久し振りのステージで、田村がムチャを・・・。」
ドッグランに久々に放たれた犬みたいになってたよね、という言葉に
田「スピッツなだけに・・・。」
とボソリ。
ライブ中暴れる田村さんにピックを全部投げるのはやめてほしいと三輪さん。ホントやめてほしいだろうなそれは。そんなことしてたんですね・・・笑
スピッツのライブの際は、「田村立っちゃいけないエリア」にはバッテンが記してあるそう。このMCがこの後のステージングに響いていて可笑しかったですw
また、2020年のツアー用に、それぞれの都市のMCを用意していたという草野さん。
いくつか披露してくれましたが、三輪さんに「横浜の話を」とせっつかれます。笑
ランドマークタワーのレコーディングをスタジオを使っていて、「けもの道」もそこで録音した、という裏話をし、またそこでレコーディングをしたら新しくできたモノレールに乗りたいねと話してから
「楽しい画だけを思い描いていかないとね」
と一言。
つらいニュースだけでは生きていかれませんよね・・・。
MC④
「止まっていた時計が・・・ついに動き出したぜ・・・」
というカッコイイ(?)言葉で、スピッツがまた動き出せたことを喜ぶ草野さん。
MC⑤
アンコールののち、メンバー紹介として、メンバーそれぞれからご挨拶。
ラストのMC、みなさんとても素敵なことを仰ってました。
これはぜひ本編をご確認ください・・・!
ライブを締めくくるラストMC、必見です。
4.感想
アルバム『見っけ』の全12曲中、10曲を披露するという大盤振る舞い!!
個人的には「YMN71D」と「ヤマブキ」がメチャ良かった。
初っ端「見っけ」のボーカル高音にはビビりましたね。初手そんな高音出せちゃう?
「エスカルゴ」の三輪さんと草野さんのギターユニゾンは痺れました・・・。
全体的にロックとグルーヴ感を強く感じたライブでした!
一体感・・・それこそまさにバンドの醍醐味ですし、ライブの醍醐味ですよね。
また、「それやるんだ?!」というような隠れた名曲勢ぞろいだったのもおもしろかったです。改めてそれぞれ全部いいな・・・と実感。
田村さんの暴走っぷりも健在でしたし、三輪さんの繊細なテクニックも美しかった。
安定感と迫力たっぷりな崎山さん、あれでコーラスもやっているなんてもう意味が分からなかったですw。やっぱりドラムはバンドの要だなぁ・・・。
草野さんは今回、特別歌い方に力が入っているように感じました。
力んでいるということではなく、勢いにのっていた、というか。
「俺のすべて」では片手で振りをしたり、なんだかとても楽しそうに見えました。
どんな状況でも、スピッツはスピッツのペースで音楽をしている。
ようやく動く出せたことを喜び合うかのような、同時に、今動き出せていることを大切にいとおしむような、そんな今のスピッツが垣間見えたようなライブでした。
変な感想ですが、ほっとしたというか。
世の中が不安定な中、自分らしく、落ち着いて歩けている人を見ると、なんだか自分も少し落ち着いて、前向きな気持ちになれませんか?
そんな感じでした。大丈夫大丈夫、私も歩き出そう、と思えるような。
けれどそれも楽観からくるものではなく、きっとここに至るまでに、チーム・スピッツでいろんなことをたくさん考えたんだろうな・・・とわかる部分も節々にあり。
だからこそ頼もしいですよね、スピッツは。逡巡しているかもしれないけど、ちゃんとほんの少し前向きな方へ、自分のペースで歩き出してくれる。
また電源を入れるんだ
君がいたから僕は続いてるんだ
「ラジオデイズ」/ スピッツ
ファンの方々にとって、スピッツはまさにそういう存在なはずです。
スピッツがリアルタイムで活動している時代に生まれて、私は幸せです。
5.まとめ
「”NEW MIKKE” THE MOVIE」、最高でした。
映像ももちろん最高だけど、また生のライブも行きたいなぁ・・・。
その時はまたライブレポを書こうと思います!
でもスピッツの生ライブ後は余韻で2日間くらいなんもできないんだよな。笑
それではまた◎!
any.E7th 真横