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金ローでジブリ祭りだ!ラピュタの名曲を振り返る

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今年もあの祭りの季節になりました。

 

そう!
金曜ロードショージブリ祭りです!

 

8月23日に『となりのトトロ』、

8月30日には『天空の城ラピュタ』が、2週連続で放送予定です。

kinro.ntv.co.jp

そんなわけで今回は特に『天空の城ラピュタ』に注目して、劇中に流れる名曲の数々をあらためて振り返りたいと思います!

 

「この曲入ってるかな?」

「あれって曲名なんなんだ?」

「このシーン最高なんだよな~!」

などなど、それぞれの『ラピュタ観』でもってお楽しみください!

 

 

 

 

 

厳選!5つの名曲

1.空から降ってきた少女

ラピュタのオープニングを彩る大事な1曲。

 

神秘的なピアノに続いて軽快な笛、そして美しいストリングスへと、繰り広げられる展開の多彩さには脱帽です。

 

サビ部分へむけて一気に雰囲気を盛り上げる大太鼓も最高に気分を高揚させてくれますし、終盤にかけてのスケールの大きさは非日常を感じさせてくれます。

 

2.スラッグ渓谷の朝

」というだけでどの曲かおわかりになった人も多いのではないでしょうか!

シータを受け止めた翌日、パズーのラッパが街に朝を知らせるシーンの曲です。

 

シンプルなメロディの美しさも、久石譲さんの楽曲の大きな魅力!

パズーのラッパのメロディはまさにそれを感じさせてくれます。

 

3.ロボット兵(復活 ~ 救出)

シータ奪還のシーンの楽曲。

 

巨神兵の不気味さを表現しつつも、疾走感のある展開で救出の緊迫感も演出しています。

 

シリアスで圧があり、子供の頃は少し怖いと感じた曲でしたが、シーンのドキドキハラハラ感とあいまり、ラピュタの中で欠かすことのできない1曲と今は感じています。

 

また、よく聞くとところどころに後のラピュタ発見時のシーンのフレーズが散りばめられており、『人を襲う目的でなく、あくまでラピュタを守るために存在する悲しい巨神兵』という物語の伏線をにおわせているのも面白いのです。

 

4.天空の城ラピュタ

パズーたちがついにその目でラピュタを発見するシーンの曲。

 

ラピュタはシータの物語が注目されがちですが、実は『ラピュタ発見を信じてもらえなかった父のかわりに、自分がラピュタを見つけ出したい』という気持ちを抱えていたパズー自身の物語でもあるんですよね。

その物語にひとつ大きな区切りがつくシーンの、その胸中を表すかのような大事な曲なのです。

 

また、文明が失われた後も自然とともに生きる巨神兵や動物たちが描かれるシーンでもあります。

高揚感から一転、悲しく切なくも美しいストリングスが、彼らの『共生』という在り方を見事に描写しています。

 

5.君をのせて(シータとパズー)

お待ちかね!

ラピュタを代表する1曲、「君をのせて」です。

 

メインフレーズはもちろんですが、どこか古代文明を思わせるようなマリンバのフレーズも大好きなんですよね・・・!リズムの良さも生み出しています。

 

どの曲もそうですが、聞けば聞くほどストーリーに寄せたさまざまな音色、演出が仕込まれているのです。久石譲さんがいかに『天空の城ラピュタ』を思ってこの楽曲群を生み出したかがわかります。

 

そして井上あずみさんのこの伸びの美しい歌声・・・!

 

また、この曲は作曲と編曲を久石譲さんが、作詞を宮崎駿さんが、編詞を久石譲さんと高畑勲さんが担当なさったそうです。

この曲はこの作品を大事に思うお三方の想いの結晶といえそう。

 

 

 

改めて聞いた感想あれこれ

聞けば聞くほど良い

映画を見ながらですとついストーリーに集中してしまうので気が付けないのですが、曲だけで聞くと、随所に久石譲さんのこだわりを感じられます!

 

ドーラ一族が登場するシーンの曲にはリズムの合間に生き物の鳴き声のようなファニーなサウンドが用いられていたり、シータの回想シーンの曲ではケルト民謡を思わせるような弦楽器の音が聞こえてきたり・・・。

 

何度聞いても何度でも楽しめる、アイディア満載の楽曲群となっています。

 

前半と後半で役割が違う?

映画前半では展開をもリードしていくような存在感の大きい曲が多く感じられますが、後半にストーリーが大きく動いていくにつれ、展開を演出として支えるような役割に転じているように思えました。

 

ストーリーの緩急にあわせ、あくまでも映像や物語の本筋を楽しんでもらうことを目的とした楽曲作りになっているのかな、と感じました!

 

このあたりはさすが、作品に楽曲を寄せるプロですね。

普段から自身のオリジナル作品を発表しているミュージシャンであれば、また違った雰囲気の楽曲群になった気がします。

 

BGMにぴっっったり

  • 耳なじみが良く
  • 何度でも聞きたい演出があり
  • 音色が美しい、

ですので作業用BGMにぴったりなのです。

 

実際、今回の記事の執筆もかなりはかどりました。笑

今度煮詰まったら久石譲さんの曲を聞こう。

 

 

 

終わりに

子供のみならず、大人も、物語のみならず音楽も楽しませてくれる作品『天空のラピュタ』。

 

劇中歌を聞けばさらにその良さがわかりますし、どうしてももう一度観たくなります!30日まで楽しみに待ちつつ、その楽曲にもぜひ耳を傾けてみてくださいね◎

 

そしてもちろん、トトロも楽しみ・・・!

 

 

お読みいただき、ありがとうございました!

次の素晴らしい音楽でお会いしましょう。

Have a nice music!

 

 

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