イントロ
ギターがうまくなりたいかーッ!!!
というわけでギターストロークについて調べてみました!
ギターというとコードに気がいきがちですが、今回はあえてストロークに焦点をあてています。
✅弾き語りをしたい方
✅しているけどもっと上達したい方
こんな皆さんに特におすすめの内容です◎
ギターストロークのコツを10個、項目にわけて解説していきます。
気になる項目を選んで読み進めてくださいね!
もくじ
- イントロ
- ピックは軽く持つ
- 弦をなでるように!
- 自然に、力を抜いて、やわらかく
- 最小限の動きで
- ダウン・アップの指定を守る
- 空ピッキングをちゃんとやる
- アクセントをしっかり
- メトロノームを使う
- 弾く位置を考える
- そして、己を知る
- アウトロ
ピックは軽く持つ
ピックを握る手に力を入れ過ぎないように!
力が入り過ぎると腕全体の動きが硬くなりますし、疲れやすくなり長く練習ができません。また、弦がビリビリいいやすくなったり(「弦がビビる」なんて言います)、ピックが弦にはじかれやすくなるなど、演奏そのものにも差し支えます。
右指は・・・(ピックに)添えるだけ・・・(言いたいだけ)
もちろん、弦に当たったピックがポロッと落ちない程度の力は入れてください笑 何度も試行錯誤して、絶妙な力の塩梅を探すのがよいかも◎
弦をなでるように!
ストロークstrokeは本来「なでる」という意味だそう。
弾き語りについて、ジャカジャカ弾く・・・という表現もありますが、力任せにピックで弦を叩くというより、ピックで弦をなでる弾き方を意識してみてください。
図のようにすこ~しピックを傾けてやわらかく弾いてみると、思いもがけず良い音が鳴ったりします。(ちなみに筆者はここを完全にはき違えていて、今までずっと弦がビビッてしまっていました、、、)
自然に、力を抜いて、やわらかく
ピックや指先だけでなく、手首、腕の力も極力抜いて弾いてみてください。
手首の動きについてはよく「スナップをきかせて」、「うちわで扇ぐように」、「手に付いた水滴を払うように」と表現されることがあります。つまりは「力を抜いて、やわらかく」です。
ストロークだけでなくソロを弾く時もそうですが、力が入っていると、テンポの速い曲の時、次の動きに間に合わなくなることがあります。それも練習すれば間に合ってしまうかもしれませんが、無駄な動きはなるべくない方が音もよくなります!
最小限の動きで
なるべく1弦から6弦までの最小距離を弾くようにしましょう!
そうすれば1弦から6弦までを揃った和音としてまとまりよく届けることができます。
ただ曲によってはあえてコードそれぞれの音を聞かせる場合もありますし、リズムよく聞かせたい時は1弦から6弦まで全部の音を聞かせなくても・・・という場合もあります(アクセントの項目参照)。曲と自分の音の好みとの兼ね合いで、弾き方を適宜変えられると最高ですね◎
ダウン・アップの指定を守る
譜面を見ながら弾く場合は、楽譜にあるダウンストローク・アップストロークの指定をしっかり守りましょう!
最初少しめんどうなのですが笑、ここを守っておかないとギターを弾く時に変なくせができてしまい、リズムが崩れる原因にもなります。(筆者はこのくせを直すのにけっこう苦労しました、、)
何度も繰り返すことで次第に正しいストロークパターンが身に付くので、最初のうちは譜面を遵守です・・・!
空ピッキングをちゃんとやる
空ピッキングは図の黄色い矢印のように、「実際に弾きはしないけど空振りでピッキングをする」部分です。
弾かないのになぜ空ピッキングをするのかというと、それまでのリズムを途絶えさせないため、「休符をしっかり休む」という感覚を身に着けるため。
リズム感のよい人は休符を、休み、ではなく「『休み』という音を演奏している」というふうにとらえます。同じように、鳴らさない音をピッキングし、安定したリズムを維持するのがこの空ピッキングです。遵守!
アクセントをしっかり
譜面を見ると図の>のような「ここは強めに弾いてくださいね~」という記号がついていることがあります。これがアクセントです。ここにリズムの重心を置くことを意識して弾いてみましょう!
アクセントはリズムをよりノリ良くするためについています。試しに譜面をすべて同じ音で弾いてみてください。アクセントをつけたものに比べると、単調に聞こえるはずです。
アクセントをつけて聞かせるために、あえてアクセントのついていない和音では一部の弦を弾かない、という奏者もいます。3・4弦あたりだけサッと弾く、1~3弦あたりだけサッと弾く・・・などなど。確かにそう弾いてみるとアクセントをつけた部分は6弦のベースの音がよく聞こえるので、かなりリズミカルです。
そのあたりは曲のジャンルやストロークに対する美学によって意見のわかれるところだと思いますので、どちらも試してみて、自分に合うやり方を探してみてください!
ちなみにその弾き方はこちらで知ったものです。愛読書。
メトロノームを使う
練習する時はどんなささいなフレーズでもメトロノームを使うようにしましょう・・・!自分で思っている以上に、自分で刻むリズムやテンポってずれているものです。笑
最初から正しいテンポで練習できていればあとからリズム感に悩むこともないですし、今自分はどのくらいのテンポで弾けているか、逆にどのテンポだと弾けないのか、というのを明らかにすることができます。
そもそもリズムやテンポの概念を最初から意識できている、ということがギタリストにとってものすごく大きな要素です・・・!!!!メトロノームと友達になりましょう。
弾く位置を考える
ストロークをする右手の位置によって、音の響き方がだいぶ変わってきます。試しに弾いてみると一目瞭然・・・ならぬ一耳瞭然です。
青い部分で弾くと硬い、ピンクの部分で弾くとやわらかい音になるのがおわかりいただけたでしょうか?また、サウンドホール付近で弾けば音はよく響きます。
基本的にはサウンドホール付近で弾くのがよいですが、Aメロは少しヘッド寄せで・・・など曲やブロックによって弾く位置を変えると、ぐっと聞こえが良くなります!
そして、己を知る
最後だけ急に少年漫画の修行のラストみたいな項目です。笑
鏡や動画で自分の弾いているフォームを確認する、演奏を録音してみる・・・など、自分のギターを確認する作業。ものすごく大事です!!!!下手したら1番大事かも。
お客様やメンバーから聞いたら、自分のギターはどう聞こえるのか。憧れの人や理想のギタリストにどのくらい近づけているか。客観視して、改善して、また客観視して。その繰り返しの果てに、ようやく思い通りのギターが弾けるようになるのだと思います。こまめに現在の自分をチェックしましょう!
アウトロ
いかがでしたでしょうか!
ストロークひとつでこんなにもコツがあるだなんて、本当にギターは奥が深いですよね・・・!だからこそおもしろい。
とはいえ何事もトライアンドエラーを繰り返せば必ず上達するもの!めげずにたくさんギターを弾いていきたいですね♪
今度はコードの押さえ方、ソロの弾き方なんかのコツも知りたいですし、他の楽器も掘り下げられたらいいなと思います◎どうぞお楽しみに!
お読みいただきありがとうございまいした!
次の素敵な音楽でお会いしましょう!
Have a nice music!
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【参考】
ギターのストロークパターンを練習しよう。弾き語りでよく使う譜例 10パターンで解説 | 弾き語りすとLABO
ギターストロークの弾き方 | 超初心者のためのギター入門講座
大抵の曲が弾ける!アコギ弾き語りのギターの定番ストロークパターン | ギター弾き語りくらぶ
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