イントロ
こんにちは、any.E7thの真横です。
相変わらず音楽のいろはが全然わかっていないので()、今日は「有名だけどちゃんと聞いたことなかったシリーズ」として、エリック・クラプトンを聞いてみた話をば。
同じくあまり聞いたことないなという方、ぜひお付き合いください。
むしろ大ファンという方、おすすめの曲などぜひコメントからご教示ください。
ゆかいなもくじ
1.そもそも何してる人?
エリック・クラプトン(Eric Clapton)は、1945年イギリス生まれのギタリストです。
長いキャリアの中で驚異的なヒットを何度も叩きだしたり、グラミー賞(計18回)、大英帝国勲章をはじめとする数々の賞を受賞し、世界のトップギタリストのうちの1人として君臨し続けています。
それまでのイギリス音楽に無かったギターテクニック、音楽センスをもたらした方で、ギターの腕はもちろんのこと、曲作りもボーカルも音楽プロデュースもしています。
1967年には彼に対する熱狂ぶりを表すかのように、壁に”Clapton is GOD”という落書きが残されたこともありました。
実はこれまで、「ギターが上手い人は現代だっていっぱいいるのに、なんで中でもクラプトンが神なの?」と不思議だったのですが、その当時に無かったギターテクニックetc.を彼が提示してみせたからだったんですね。もちろんそれだけの理由ではなく、アクトのかっこよさとか、そういうものすべてが理由なんだとは思いますが・・・。
すごいテクニックを持っているというだけでなく、後世に大きな影響を与えたギタリストであると言えます。
また、ギタリストというイメージが強いですが、普通にむちゃくちゃ歌うまいです。リードギターを弾く人だと思っていたんですが、どっちかというともともとシンガーソングライターみたいな感じだったのかなぁ。
2.活動変遷
クラプトンの主な活動変遷をまとめてみました。
~1963 ブルースに影響を受け、独学でギターを練習。いくつかのバンドで活動
1963 バンド・ヤードバーズに加入。
∟当時18才。ヤードバーズは他にもジミー・ペイジ、ジェフ・ベックなどを輩出しており、レッド・ツェッペリンの母体にもなりました。
1966 ヤードバーズを脱退し、新たにクリームを結成。
1969 クリーム解散、ブラインドフェイスを結成。
1970 ソロアルバムを制作。
デレク&ザ・ドミノスを結成し、”Layla”をリリース。
1971~1973 デレク&ザ・ドミノス解散、活動休止、そして復帰。
この辺りからソロ活動を再開します。
1974 ”I Shot the Sheriff”(ボブ・マーリィのカバー)で初の全米1位に。
1989 個人として初のグラミー賞受賞。
1902 ”MTV Unplugged"が驚異的なヒット作に。6つのグラミー賞を獲得。
1997 ”Change the World”がグラミー賞年間最優秀レコードに選ばれる。
1999 日本でもベスト盤が大ヒット。
独学でここまで・・・っていうのが半端じゃないですよね・・・。
あと、あの有名な”Layla”はソロ作ではなく、もともとデレク&ザ・ドミノス名義で出したものだとわかってかなり意外でした。
そしてこのデレク&ザ・ドミノスが超いいんだ、という話を今からします。
3.代表曲云々っていうか、このAL超良いんだ
クラプトンの代表曲としてはやはり、”Change the World”とか
もちろん"Layla"とか(アコギもやべーな)
いろいろあるんですが、ここであえて私はデレク&ザ・ドミノスを推したい!!!
時代とかヒットとか賞とかすべて抜きにして、めちゃくちゃグッとくる一枚なんです!
私はこれを聞いてはじめて、「あ、良いギターってこういうことなんだ」とクラプトンの良さがわかりました。
テクニックをただ見せつけるじゃなく、あくまで曲に寄り添い、歌を引き立て、エモーショナルを最大限に表現する。そのためにテクニック活かす。
全曲すべてメロディアスだしエモーショナルで、聞いていてほんとうに楽しいし湧き上がるものがあるんですが、一番じんと来たのは”Bell Bottom Blues”。
この曲はソロになってからも演奏されています。
ソロ演奏ももちろんむっちゃくちゃいいんですが、いいんですが・・・!
でもやっぱバンドで演奏されている方が好きなんですよね・・・!
なぜかこのバンドの刹那を感じられる気がするのです。
せっかくわかりあえた人と人が、散り散りにわかれていってしまう予感のような・・・。
デレク&ザ・ドミノスがリリースしたのはこの1枚だけ。
本当に惜しい・・・。
ちなみに”Layla”もこのアルバムに収録されています◎
アウトロ
調べてみたところで良さがわかるかどうか正直ちょっと不安でしたが、まったく杞憂でした。
受賞歴や売り上げ、当時の状況だけではどうしても音楽本来の良さは計り知れませんが、良い音楽というものは、どれだけ時間が経っていようと、やはり良いものなのですねぇ。実際に聞いてみると、それが実感としてわかって良いものです。
みなさんもよかったら聞いてみてください◎
それでは、また!
any.E7th 真横
参考:
Eric Clapton / エリック・クラプトン プロフィール | Warner Music Japan