こんにちは、DTM作曲見習いです。
手打ちでドラムパートを作っていますが、簡単な8ビートをなんとなく打ち込みできるよ・・・!という初級レベルです。
というわけで練習です。
基礎パターンのおさらい
リズムの基礎パターンはこちらに載せております。
ドラム打ち込み、もはや最初から何していいかわからん!!!という方はのぞいてみてください。
私も思い出すために自分で書いたこの記事をのぞきつつ、DAWに打ち込んでみました。
ちょっとでも『怪しいかも・・・?』と感じたら、テキストなど見本を見ながらどんどん自分の手で打ち込んでみて、ぜひ体で覚えるようにしてください!
大事なのは反復
DTM自体ちょっと久々で(コラ!)、8ビートもちょっと怪しかったのでおさらいしました。
でも上の記事を書くまでの過程で(少なくとも8ビートは)かなり打ち込んでみたので、けっこう手が覚えていました。
やっぱり反復って大事。
ちょっとしたおかず
打っている過程で「シンバルのパーッパ!ってやつ、やりたい」となったので試行錯誤してみました。
(意味不明ですが読み進めてください)
結果、ハイハットオープンはクローズを後ろに入れれば余韻カットできるという知見を得ました!
↑4拍目裏です、これが言いたかった
それから、フィルとまでいかずとも、スネア二つ加えるだけでけっこう様になるということもわかりました。
ほんの少しの工夫でぐっと変わります。
少なくとも、同じパターンの繰り返しよりずっといい!
ベロシティ
この機会にベロシティの値も確認することにしました。
基本的に表拍は強くハッキリと、裏拍は弱めに設定するといいもよう。
また、4拍子のポップスであれば「強・弱・中・弱」という強さ配分にするといいとのこと。
今回はそれに則り、
- 1拍目のキック 110
- 2・4拍目のスネア 100
- 3拍目のキック 100
- 裏拍のキックは60
という感じで設定してみました。
ただあくまでもこれはめやすなので、一度試してみて、あとは曲にあわせて適宜設定するのがベストだと思います◎
ずらし
自然な人間のリズムを生み出す
打ち込みだと拍のグリッドにそって手で入力するわけですから、当然ですが、音と音の間が均等になります。
ドラムは曲のリズムを担っているので、リズムの位置が正しいのにこしたことはないのですが、あまりキッチリしすぎると機械的に聞こえます。
人間が叩いたものであれば、多かれ少なかれズレが生じるものです。そして、このズレこそが自然なリズムを生み出すことも。
この自然なリズムを生み出すために、あえて音をずらすというテクニックがあります。今回はこれも試すことに。
コツは1拍目だけはそろえること!
1拍目はリズムの基準となる大事な音なので、ここだけはずらさないように。
その他、ハイハットや、2・4拍目のスネアでずらしを演出します。
勢いのある曲なら少し前にずらして前ノリを、ゆったりとした曲なら少し後ろにずらしてタメを作る。など曲の特徴にあわせてあげると最高です。
(比較音声を次の項目の最後にご用意しました。よかったら聞いてみて~)
便利なヒューマナイズ
でも一音一音調節するのめんどう、誰かパパっとやってくれ・・・>< という時もあると思います。
そんな時便利なのが「ヒューマナイズ」!
DAW側が適度にずらしを入れてくれる機能です。
この機能はお手持ちのDAWによって使い方が異なるので、調べてみてください。
それぞれの比較音声を置いておきます。
(ずらし無し→人力ずらし→ヒューマナイズ)
とても便利な機能ですが、音のずらし方はランダムのようですので、最後に曲調にあわせて微調整や確認をするのを忘れずに!
まとめ
打ち込みテクニックを身に着けたり、高いドラム音源を購入することも大事ですが、まずは基本!!!
どんなにシンプルなパターンであっても、ほんの少しのこだわりや工夫でぐっと奥行きが出るのです。
曲全体から見ればドラムの一音一音がとても小さな単位に思えますが、こういった細部を大切にすることによって、間違いなく曲全体のクオリティもぐっと良くなるはずです。
打ち込み練習記事はもう少し続きます!
次回はどんな気づきがあるのか?どうぞお楽しみに!
お読みいただき、ありがとうございました!
次の素晴らしい音楽でお会いしましょう。
Have a nice music!