まず、下のチェック項目を見てください。
□ロックが好き
□邦ロックは特に好き
□おしゃれコードが好き
□個性的なバンドとか最高
□バンドはアツくないと!
あなたは何個当てはまりましたか?
ひとつでもチェックがついたなら、あなたはcinema staffにハマります。ドーン!
今回は私が個人的に大好きで最高にカッコイイと思っているバンド・cinema staffを紹介します!
ちょっとでもいいな、と思ってくれたら、どうか1曲でも多く聞いてみてください!
- cinema staffとは
- 独走する世界観「君になりたい」
- 最小単位の高揚。「返して」
- 技巧が走る「great escape」
- 物語は続く。「岐路」
- 最高にアツくなきゃ!「フェノメナルマン」
- まとめ
cinema staffとは
日本の4人組バンドです。
2006年に現在のメンバー(Voの飯田さん、Gtの辻さん、Baの三島さん、Drの久野さん)となり、今日まで活動しています。
一番有名な曲はアニメ「進撃の巨人」のEDにもなった「great escape」。
バンド名はピンとこなくても、この曲は知ってる!という方もいるかもしれません。
great escapeは本当に良い曲なのですが、これはcinema staffのほんの一面に過ぎません!
このバンドがどう良いのか、それを彼らの曲とともに語っていきます。
独走する世界観「君になりたい」
great~がcinema staffのほんの一面だとわかってもらうために、まずはこちらをご紹介します。
「君になりたい」です。
great~が進撃の世界観にしっかりマッチしていたことに比べて、「君になりたい」はものすごく独自の世界観を感じませんか?
激しい曲調でないのに飲み込まれてしまいそうな、あまりに独特で、そしてしっかりと確立された世界観・・・。
どこでも聞いたことのないような構成、フレーズ、リズムの数々が、この曲をこの曲たらしめるために絶対不可欠であるかのよう。
哲学的で難解な歌詞なのになぜかわかるような気がしてくる、たまらない気持ちになってくる。
初めて聞いても一気にcinemaに引き込んでくる名曲です。
最小単位の高揚。「返して」
「返して」は聞く人のエモーショナルを揺さぶってくるナンバー。
cinema staff独特の雰囲気はそのままに、ロックらしい高揚感、聞く人の気持ちをわっと高ぶらせるような疾走感を備えています。
cinemaの曲はほとんどが4人の音で完結している、ってところもスゴイと思います。
ギター、ドラム、ベース、ボーカル。バンドとして最低限の音数でこんなに人をドキドキさせられる・・・。
無駄な音を足さないロックバンドとしての潔さ、そして表現力が半端じゃないです。
ラストの高まりと解放が気持ち良すぎて、ついもう4分聞きたくなってしまう曲です。
技巧が走る「great escape」
ここで改めて「great escape」です。
ここまで聞いていただいた方にはおわかりかと思いますが、cinema staff、全員めちゃくちゃ楽器が上手いです。
メンバーの技術を信頼してか、曲もテクニカルで技巧的。great escapeでもそれがよくわかります。
- 入りのギター・ドラムの怒涛の16分の刻み
- ところどころ少ない拍
- 同じサビでもリズムが変わる
- 動きまくる変態的ベース
など、軽音サークルでうかつに手を出したら泣いちゃいそうな超絶技巧だらけ。
こんなに超絶技巧なのに小難しい印象を与えない自然さ、技術をひけらかさず、曲の良さを引き出すためだけに使っている感じがめちゃくちゃ良いのです。
そして、一度聞いた後も何度も良さを楽しめます。
物語は続く。「岐路」
ここで最近の曲をご紹介します。
それがこの「岐路」。
2025年1月にリリースされました。
2006年から数えて20年以上活動しているcinema staffですが、その良さがまったく変わっていません。
バンドが20年解散せず活動するだけでもう凄まじいことだと思いますが、その上良さをまったく損なわず、現在も洗練され続けている。もう奇跡です。
しかも「岐路」です。
進む先を見定めて、この先もまだまだ進んでいく!という固い意志を感じます。
ベテランらしい余裕を徐々に備えながらも、いつまでも何かを追い求める気持ちを失わないハングリーさ。ロックバンドとしてこの上なくカッコイイです。
いつまでもついていく!
最高にアツくなきゃ!
「フェノメナルマン」
最後には最高にアツイ1曲を!
「フェノメナルマン」です。
ロック・バンド・ライブが好きであれば無条件に高まる映像・楽曲だと思います・・・。
消えてしまいたいぐらい
生きたいと願っていいんだ
踏み込め 僕らは加速しよう
彼らの卓越した技術力で紡ぎだされる言葉がこんなに突き抜けて希望に満ちているなんて!というところがもうたまりません。泣けてきます。
そしてライブバージョンで聞いても「音源か?」となるほどの上手さ・・・。
最高にアツくてライブも良くてエモくて、どうして好きにならずにいられようか?
まさにフェノメナル(超常現象)。
いつまでもリスナーを驚かせつづけてほしい。
まとめ
ここまで聞いて「cinema、いいかも・・・。」と思ってしまったそこのあなた。
この沼からはもう出られません。ようこそ!
cinema staffは一度好きになればもうどのアルバムのどの曲もめっちゃ良いので、少しでも気になったならぜひ他の曲も聞いてみてください!
個人的には『熱源』がおすすめ・・・『海底より愛をこめて』もいいな・・・。
お読みいただき、ありがとうございました!
次の素晴らしい音楽でお会いしましょう。
Have a nice music!