こんにちは!真横です。
この曲を聞いてドキのムネムネが止まりません。
もう何より早く語りたい。
✅Adoさんが気になっている方
✅「『うっせぇわ』は俺はあんまり・・・。」な方
✅ロックファン
✅ゲーム好き
こんなみなさんにおすすめな記事となっております!
もくじから気になる項目にすぐ飛ぶこともできるので、
ぜひお気軽に読んでみてください◎
もくじ
それではどうぞ!
1.Adoさんのおさらい
Ado(アド)さんは、2021年現在19才の「歌い手」さんです。
顔出しをせず、ボーカロイドの曲等を歌ったものをアップするシンガーさんを「歌い手」さんと言います。
ものすごく端的に言えば、「顔出しナシ」でネットや音源の活動をメインに活動するシンガーさん、といったところでしょうか。
歌唱した「うっせぇわ」の動画の爆発的ヒットで世を風靡した、大変実力のあるシンガーさんです。
その迫力のある歌唱力と卓越した表現力は、椎名林檎さんリスペクトによるものとのこと。林檎嬢の影響力たるや・・・。
Adoさんは小学1年生の時にボカロや歌い手といった文化に興味を持ち、2017年、15才の頃に「君の体温」というボカロ曲の「歌ってみた」を投稿、活動を開始しました。
(この曲がまた良い曲なんだ・・・。今度記事書きます)
その後活動を続け、2020年にポニーキャニオンの企画アルバムに参加。
ここで、後に「うっせぇわ」の作曲者となるsyudouさんとタッグを組みます。
そして同じ年にメジャーデビュー、その後「うっせぇわ」を発表するわけです。
生命力と説得力に満ち満ちた歌には中毒性があり、一度聞くと耳から離れません。
また、エモーショナルの表現が本当に巧みです。全部Adoさんの作った曲に聞こえるほど。まさに新時代の歌姫・・・という感じですね。
カリスマ的なオーラを感じるAdoさんですが、投稿される動画のキャプションを拝見すると
この前のマジカルミライでめっちゃ泣きました。(一人で)
(※マジカルミライ・・・イベント名)
など、普通の若者らしく、なんだか親近感が湧きます。
このギャップがたまらんのよなー。
2.螺旋が超推せる理由
そんなAdoさんの歌う新しい曲、「螺旋」。
曲はjon-YAKITORYさん。
Adoさんはゲストアーティスト(=feat.)という扱いですが、歌唱していることに変わりはありません。
①強めのAdoさん(歓喜)
「うっせぇわ」以降バラードやミドルサウンドに挑戦なさっていたAdoさん。
「うっせぇわ」のあの強さや迫力が好きな人にとっては、「これこれ~!!」という感じではないでしょうか。
そもそもお声自体が低めで特徴的ですから、本来こういった曲の方が得意なんじゃないかな、という気もします。
Adoさんの良さが全面に出ている楽曲です・・・。
②大人でも響く!
同じくAdoさんの良さが全面に出ている「うっせぇわ」は、歌詞がとても十代だな・・・と感じます。
社会に出たての若者が世の中の理不尽に対抗する、といったテーマなので当然なのですが、大人経験者の方からすると「青いなぁ」「若いなぁ」といった印象で、音楽的に楽しむことはできても、感情移入は難しいかもしれません。
というか、かく言う私が難しかった。笑
Adoさんの歌の上手さはわかっているんですが、歌詞を聞いていると、悲しいかな、「むちゃくちゃわかるけど、大人もみんな大変なのよ・・・ヨヨヨ」みたいな気持ちになってしまうんですよね。
それに比べ今回の「螺旋」は、年齢に関わらず、人間なら誰でも抱きうる納得できない気持ち、誰かに当たり散らしたい気持ちを表現しています。
お前らのせいだ
本心なんて聞きたくない
この悪夢にずっと
閉じ込めて苦しめるなら
ここで殺して
今すぐここで殺して!
これ、大声で歌ったら気持ちいいでしょうね・・・。
③コロナ禍にも通ずる歌詞?
これはなんの根拠もない私見なのですが、ちょっと今の世相を表しているような気もしました。
そもそもこの曲は後述する「LOST JUDGEMENT」というゲームの主題歌になっており、それぞれの抱く正義、復讐・・・といったテーマがあるものと思います。
歌詞も全体的にゲームに寄せられたものになっているのは当たり前なのですが、それ以外にいくつか気になる箇所も。
大声で笑うことは
いつになれば
許されるのかな
まずここ、「大声」の必要あるのかな・・・と。
こんなシリアスなテーマなら、もっと静かな幸福の象徴、たとえば「心から微笑む」とか「幸せに微笑む」などの方が合っていたような気もします。
あえて「大声」なのがコロナ禍を暗示しているんだとすると、自粛で分断されて「孤独」なのかとか、「倒れたって誰も気付かない」のは自宅療養?
となると、「お前ら」は・・・。
などなど、考察しがいのある歌詞となっています。
本来の意味はわかりませんが、そういった共感の余地のある歌詞、というのは間違いありません。
いろんな状況で苦しんでいる人が、自らの心情を重ねやすい見事な歌詞です。
3.なにこの、MVの立体的なキムタク
間髪入れずに「キムタクは最初から立体だよ」と私の頭を哀れまないでください。
こちらはこの曲を主題歌として据えているPS5のゲーム、「LOST JUDGEMENT」のゲーム映像です。
「LOST JUDGEMENT」は、木村拓哉さんら豪華俳優陣・・・をベースにした3Dキャラクター達が織り成す、本格サスペンスゲーム。
(ちょっとまったくうまく説明できないので、とにかくMV見てください。笑)
「龍が如く」と同じ制作チームによる作品なので、「キムタクが如く」という通称でも親しまれています。
さながら映画のような重厚なストーリーが魅力的です。
前作の「JUDGE EYES」がほんとうにいい作品で、「LOST JUDGEMENT」も楽しみにしていましたが、まさかAdoさんが主題歌を歌っているとは・・・。
制作スタッフ、完全に「わかって」いますね。好き。
4.まとめ
今回はjon-YAKITORYさん、そしてAdoさんの新しい曲「螺旋」をご紹介しました!
もうエンリピ決定です。
有線でガンガン流れてほしい。
今度はボカロやJUDGE EYESシリーズについても語りたくなってしまいました。
生きてるの楽しい。
それではまた!
any.E7th 真横