イントロ
こんにちは!any.E7thの真横です。
この頃、思うのですよ・・・。
「私よ、
最大限音楽を楽しめているか?」と。
もちろん、
音楽はいつでも最高に楽しいもの。
しかし時を経て
余計な感情や情報を取り入れると、
「流行りを抑えておかなきゃ・・・」
「詳しい人はもっとたくさん聞いてる」
と、なんだかいつのまにか
つまらない気持ちが
音楽を楽しむことをジャマしている気が。
好きなことが前ほど
楽しめなくなったような感じ。
経験はありませんか?
今回はもう一度、
純粋に音楽を楽しむために!
わたしが知る限り、
最も音楽を楽しんでいる人から
その秘訣を学ぶことにしました。
✅好きだったはずなのに、
いつの間にか嫌になってしまった・・・
✅今まで楽しかったことが
心行くまで楽しめない・・・
✅趣味がよくわからない・・・
こんな方も
✅好きなことをもっと楽しみたい!
こんな方も、
ぜひ読み進めてみてください◎
もくじ
最も信頼できるアドバイザー
最も音楽を楽しんでいる人。
それはかつての自分だと、
わたしは思います。
一度でも楽しかった
思い出があるからこそ、
「もう一度そうなりたい」
と思うわけですから。
そんなわけで、
一番音楽を楽しめていた
高校生時代を思い出し、
どうしたらまた楽しめるのか?
を考えてみることにしました。
みなさんも一緒に、
それが一番楽しかった時代や
瞬間のこと、
ぜひ思い返してみてください。
どんな風に楽しんでいたっけ?
高校生の頃は
まだサブスクの「サ」の字もなく、
わたしはたびたび学校帰りに
CDショップに寄り、
好きなの新譜のチェックや
未知の音楽の発掘を
楽しんでいました。
特に好きだったのは、
CDレンタル。
ラジオやCM、
ドラマやアニメの主題歌などで
気になる曲を見つけては
曲名やアーティスト名をメモし、
借りたCDを返す際に
メモを頼りに新しいアルバムを借りる・・・
そんな日々でした。
家に帰ってPCにデータを入れながら
歌詞カードを眺めたり、
ジャケットを眺めたり。
通学途中は入れた曲を聞いて、
気に入った曲は何度もリピートして。
気になっていた曲をフルで聞いて
やっぱりすごく心に響いた時、
なんとなく借りたアルバムで
とんでもないボーカルテクニックが
炸裂していた時。
誰に話すでもありませんでしたが、
心が打ち震えるほど感動したものです。
・・・当時を思い出すと、
自分が何に楽しみを見出していたかを
なんとなく把握することができます。
音楽といっても、
楽しみ方は様々。
同じ曲を聞いていても
曲全体の雰囲気を楽しむ人、
歌詞と曲のマッチを楽しむ人、
ノリやビートを楽しむ人、
それぞれだと思います。
大事なのは、
それは誰とも比べなくてよいということ。
そして、
そこに正解などないということです。
楽しくなくなったのはなぜ?
そんなにも楽しんでいた音楽鑑賞を、
なぜ楽しめなくなったのでしょうか。
わたしの場合それは、
- もっと詳しい人と
比べるようになった - 「良い」と思う方法を
「良い」と言えなくなった - 意味を考えるようになった
この3つが大きな原因だと感じました。
もっと詳しい人と比べるようになった
大人になり社会を知り、
SNSなどの発達もあいまり
より多くの人と知り合うようになると、
世の中には自分よりも
ずっとずっと音楽をたくさん、
しかも深く、
知っている人がいるということに
気が付くようになりました。
それまで、
音楽の知識なら誰にも負けないと
思い込んでいた小さな私。
まさに井の中の蛙であったことを
思い知らされ、愕然としました。
でも、今思えば
そんなこと別にどうでもよいのです。
誰かがどれだけ知っているかなんて
自分にまったく関係ありません。
自分が楽しむことが
一番の目的なのですから。
それに、
例えば今この瞬間、
世の中のすべての音楽が知れたとして。
それってなんの良いことがあるのでしょう。
特にないのです。笑
せいぜい人に
自慢できるくらいでしょうが、
自慢だけで満たされるほど
心は軽薄ではありません。
どれだけ知っているかだなんて、
音楽を楽しんだあとの
結果でしかない。
果物の皮のようなものです。
大事なのは、
中身をどうおいしく食べるか。
「良い」と思う方法を
「良い」と言えなくなった
私は歌のメロディや歌詞を
追求することが好きだったのですが、
楽器のフレーズやテクニック、
コードや曲の構成を
楽しんでいる人がいると知り、
自分の音楽の楽しみ方が
軽薄だったのではないかと
なにかすごく恥ずかしくなりました。
結果、
「他の楽しみ方を見出さなきゃ」と
力が入ってしまい、
かえってすべてが
楽しくなくなっていたのだと思います。
楽しさに行き着く方法に
正解なんてありません。
曲を歌詞やメロディーで
楽しんだっていいし、
楽器の演奏やテクニックを
楽しんだっていい。
曲のなんとなくの
雰囲気だけだって
なんでもいいんです。
10人いれば10通りの道がある。
それが当然だし、
目的地は「楽しむ」なのですから、
そこへ行き着きさえすれば
なんでもいいではありませんか。
1とも共通しますが、
私は結局
音楽に精通している人に
なりたかっただけなのかもしれません。
でも今、ふと立ち返って、
音楽により精通している人と
音楽を最大限楽しんでいる人と
どちらになりたいかと聞かれれば
間違いなく後者ですし、
「音楽に詳しくなろう」と力むより
「音楽を楽しもう」と思う方が
よっぽど早く音楽に精通できそうです。
意味を考えるようになった
大人になってから、
音楽活動をはじめたことがあります。
フレーズを創り出すのに
いろいろな種類の曲を
聞くのが良い、と知り、
あらゆるジャンルの曲を
聞くようになりました。
そこまでは良かったのですが、
曲を聞きながら
「もっとちゃんと聞かなきゃ」
と感じるようになったのです。
もっと学びを得なきゃ。
もっと糧にしなきゃ。
楽しい気持ちがどんどん
置き去りにされていくことに、
私は気付いていませんでした。
向上心があるのは
とても良いことだと思います。
けれど、
元々私の出発点は
「音楽が楽しい」という気持ち。
おそらくですがそういう人は、
楽しむことなしに
本当の学びを得ることは
できないと思います。
「楽しい」という余裕が
ある時にこそ、
学びや気付きはやってきます。
その気持ちがなければ
せっかくの気付きも
見過ごしてしまうかもしれない。
何か学びを得たとしても、
その先楽しむ気持ちを失い
せっかく好きだったことを
好きでなくなってしまうくらいなら、
学びにも気付きにも
意味はありません。
極論ですが、
本当にそれが好きなら
そこに意味なんて必要ありませんし、
それを無性に好きでいるという
尊い事実以上に
意味のあることなんて
無いのではないでしょうか。
・・・本当に
極論になってしまいましたが笑、
このパターンに悩んでいる方は、
一度肩の荷を下ろして、
楽しむ気持ちを優先してみては
いかがでしょうか。
一流の方を見ていると、
どなたも共通しているのは
「好き」や「興味」の果てに
学びや上達、
ひいては成功を手にしている、
ということです。
アウトロ
いかがでしたか?
今回はほとんど
自分への戒めのような
気持で書いた記事でしたが、
もし少しでも
みなさんのお役に立てば
うれしいです◎
好きなことを
好きだと思える気持ち、
いつまでもずっと
大切にしていきたいですね。
ここまで読んでくださって
ありがとうございました!
良ければはてなスターや
ブックマークをお願いします♪
それではまた次の記事で!
Have a nice music!
any.E7th 真横